より上を目指す学生の為のブログ

外銀マンが上を目指す学生に送りたいメッセージ

国民が黙って受け入れてる日本の社会の酷さ

海外では「本当にやりたい事をやっていればそれが必ず飯を食っていける」と子供の頃から頭に植え付けられる。日本では「勉強ができれば将来飯を食っていける」ということを子供の頃から頭に植え付けられる。確かに今の社会のシステム上間違っていない。でもそれを理由に受験勉強を無理矢理子供にやらせ、機械の様に生きていくことがおかしいと思わないのか。物心ついた頃から塾に通い、必死に良い学校に入り、自由な生活なんて大学の4年間くらいしか過ごせない。それも、今は仕事がなかなかみつからなく、常に将来のことを不安に思いながら過ごす人が殆どだろう。そこで頑張って仕事をみつけても、そこから40年間月100時間以上残業をし、体がボロボロになって退職しても年金が貰えなく、少ない貯金を少しずつ使い生きていく。介護施設に入れるお金がある家庭なんて少数派で、子供が親の介護をし働けない。それで「高齢化社会」が問題だと言い、社会の求める通りに生きてきた人達をゴミ扱いする。

 

これが日本の実態だ。こういった事実がある。働く割に給料ももらえずに、「サービス残業」なんて言葉ができるくらいただ働きをする。そうしないと出世できないからだ。欧米ではどうだ。週末はちゃんと約束された休みがとれる。残業なんて投資銀行くらいでしかしない。フランスなんて、最近まで週35時間以上の労働は法律上禁止されていた。でも平均年収は600万と、日本の1.5倍近い。勉強も合計したら日本人の20分の1もしないのではないかと思うくらいしない。

 

自分も、小学校で宿題なんて存在しなかった。小5から、多少の宿題はあったものの、やらない人が殆どだった。高校までの間、宿題にかけた時間なんて合計50時間もないだろう。50時間なんて日本の受験生の一週間の勉強量だろう。欧米では日本より遊び、日本よりお金をもらい、日本より技術が進歩してて、とにかく何もかもが日本より条件が良い。

 

国は馬鹿だから動いてくれない。あと十年は何も期待できないだろう。ならより良い条件の所へ行くべきだ。大学院なら、アメリカに行けば大学内での仕事がもらえる。それで学費と生活費なんて簡単に稼げる。アメリカは早慶や東大の卒業生でなくたって、一般日本人の半分働いて同じ給料が貰える仕事に就けるくらいの大学に入れる。やりたいことがはっきりしているというのが前提ではあるが、やりたいことをみつけることなんて何千時間と受験勉強に使うよりは楽だろう。

 

社畜になるのはやめよう。企業は人材氷河期だというが、日本の社会のせいで学生の本来のポテンシャルが活かせていない。どんどん学生が海外に出て行き優秀な人達が世界で成功すれば日本も気づくだろう。今はGREEDeNAの社長等海外で勉強してきた人達が成功する時代だ。これが当たり前になる前に世界を経験しよう。お金がなくたってできることはたくさんある、突然知らないところへ行く覚悟があるかどうかだ。

 

これ以上社畜が増えないよう我々若い世代が動かないと社会は変わらない。欧米のやりかたを見習い、世界で通用する人になろう。日本でゆとりだのなんだの言われたって、世界で通用すればいいじゃないか。損するのは日本の企業だ。何故わざわざ自分が損する道を選ぶ?