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留学は意外と簡単にできる

子供を留学させたい!最近はそういった親も増えてるのではないでしょうか。でもお金がかかる、海外に子供を送るのが心配、英語が大変、そう色んな理由で諦めてる方もいらっしゃるのではないでしょうか。今から基本的に誰でもアメリカやイギリスに留学できる方法を紹介しますので是非読んでいただけたらなと思います。「こんなの家にできるわけないでしょ!」と思うこともあると思いますが、最後まで読んでいただければ意外と簡単にできたりするのではないかと思えることも書いてあるので是非読んでいただけたらなと思います。

 

僕は海外で育ち今も海外で勉強しているのですが、意外と頑張れば日本におられるかたでもできるのではないかと思います。それは中学からでも、高校からでも、大学からでも、色々と道はあります。今回は様々なケースを紹介していこうと思います。全て友人や知り合いが実際に通った道です。

 

まず一番楽な方法から紹介していこうと思います。但し、お金がかかったり、若い内から海外にでないと行けないなどのデメリットがあります。やはりお金をなるべくかけないで行こうとすると入れる大学のレベルも落ちてしまいがちで、勉強もより大変になるかなと思います。ただ、どんどんグローバル化が進むなか、英語ができるというだけで本当に強みになりますし、実際いきなり世界相手に学生時代から飛び込んでいこうと思える人というのは、企業からみても貴重な人材でしょう。ちなみに今回は僕が詳しいイギリスとアメリカのみを紹介します。カナダやオーストラリアの方が英語が苦手な方には行きやすいかもしれないです。カナダやオーストラリアについては要望があれば後ほど記事を書きたいと思います。

 

やはり就職する時に一番みられるのは大学なので、そこで自分の理想のところに行けるのがやはり一番かなと思います。そういったところに行ける確率を上げるには、どうしても向こうの考え方や勉強のしかた、そしてもちろん英語をなるべくできるようにする必要があります。それにはやはり13~14歳には留学をはじめてるのが理想です。そういった学生のために、特にイギリスやヨーロッパの多くには「ボーディングスクール」というのがあります。それは完全寮制の中学や高校で、日本でいう進学校みたいなものである。英語が特別できなくても、日本の高校3年生レベルの英語を身に着けていれば、なんとかやっていけるそうです。そこに大学まで4年くらい在籍していれば、大学に入るころにはそこまで問題は無いでしょう。但し、基本的に私立の学校となるので学費は高くなってしまいます。でも日本で一流の私立校に行くのとそこまでかわらないはずなので、そういった面では本当に世界的にみての一流大学に行く方も多いですし、価値はあるのではないかと思います。

 

次に大学の前の二年間だけ海外に行くというものです。これは、上記の様に、ボーディングスクールに行くことですが、本当に大学前ギリギリに行くというものです。基本的にアメリカやイギリスで大学に入るには、最低でも最後の二年間はその国で勉強していることが望ましいです。日本の大学受験と違って、最後の二年かけて勉強することが大学受験の試験にでてくるので、最低でもここをやっていないと急に受験は難しくなります。特にイギリスではそうです。ただ、必要な勉強を英語をやりながらということなので子供への負担は大きくなります。といっても、日本の一流大学に行くのに必要なレベルの勉強は必要でないと思います。

 

一つの例にすぎませんが、イギリスで一番の国際関係の勉強をしている友人は大学の三年前からイギリスに行ったそうですが、大体一日平均して3時間くらいしか勉強しなかったそうです。中学の終わりまで日本の学校に行っていったので英語は基本的にはそれからだそうです。理系となると必要な英語力は文系と比べて少なくなるので、必要な勉強量というのはもっと減るのではないかと思います。

 

最後は日本の高校卒業後直接海外の大学を受験するというものです。こういった場合は、海外で事前に英語を磨くということができないので、何かしらの方法で国内で英語を磨く必要があります。ただ、イギリスでは難しいですが、アメリカの大学には実はTOEFLのiBTで80点くらいとれれば行けるのです。あとはSATという、英検の様な問題と、簡単な中学レベルの数学の問題をあつめた試験を受ければ、日本の学校での成績表を送るだけで入れたりします。こうすればTOEFLで必要なスピーキングやリスニング以外は特別必要無いです。アメリカの大学は結構入学した際英語を苦手としている生徒のために特別なコースを行ったりしてくれるところがあります。こういったものを利用し、最低限の費用で留学ができることになります。

 

実は、日本の公立の学校に行くのに必要な費用とほとんど変わらない出費でアメリカの大学なんかは卒業できたりします。アメリカの私立大学は、親の収入によっては学費を完全に免除してくれるところや、場合によっては生活費までだしてくれるというところもあります。それも、特別成績がよくなくても、普通に受かるくらいの成績があれば学費のある程度の割合は大学が負担してくれます。もちろん本当に金銭的に困ってらっしゃる方に限定されますが、経済状況を証明できる書類があればこういったこともあります。

 

最後ですが、アメリカで、特にカリフォルニア州では「コミカレ」と呼ばれる「コミュニティー・カレッジ」というものがあります。いわゆる短大みたいなものです。ただ、カリフォルニアの多くの短大は、カリフォルニア大学(主にUCLA、UCバークレー校、UCサン・ディエゴ等)に編入できるシステムが存在します。それは、大学に入れなくても、短大に入って最初の一年か二年か勉強することで、大学の二年生や三年生として途中から編入するということです。特別その短大に行く必要はなく、どの大学に在籍していても編入することは可能なのですが、コミカレからは毎年必ず生徒を取るための枠が用意されていて、編入しやすいということがあります。

 

本当にこの記事を読むと大変かなと思うこともあるかなと思います。英語が本当に身につくのかとか。家は大学からお金をもらったりできるのかなとか。英語に関してですが、数ヶ月もイギリスやアメリカにいれば、嫌でも色々とわかってくるという話をよくききます。もちろん楽なわけではないですが、どんな方でも、覚悟を決めて行けば、決して無理なことではないのではないかと思うことがよくあります。もちろん楽ではないと思いますが。お金は、学費の完全免除から、毎年数十万の手当など様々なものが存在するので、そこまで貧乏じゃないけど流石に全額は払えないというかたでも何かオプションはあると思います。

 

日本人の留学生が減ってる今、よりインターナショナルな生徒を集めるのに頑張っているイギリスやアメリカの大学は、本当に日本人の学生を歓迎しています。地道に努力することができる日本人は評判もいいですし、慣れてしまえば他の学生よりよほど優秀に感じます。やはり日本の勉強の仕方を実際知っていると海外の勉強の仕方は本当に楽です。問題は英語なのですが、そういった勉強をしながらでも日本ほど大変ではないのかと思います。

 

もし何か質問などあればコメントをください。なるべく多くの方にもっと留学してほしいと思ってます。